Effortless Life
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Around 40's Life with Baby

順天堂病院での出産記録 ① 陣痛キタ!から出産まで

4月11日の 朝に無事に出産しました。37週4日目。母子ともに健康です。赤ちゃんは2490g で小さめだけど、もりもりミルクも飲んでおっぱいも出始めましたー。やっと退院、ぐったり度がはんぱないですが今しか書けない、記憶が鮮明なうちに…。

出産した病院は、順天堂大学医学部附属順天堂病院です。その病院にした理由は、24時間体制の麻酔科医がいる無痛分娩可能な病院だったこと、家から近い、40歳のハイリスク出産だったため何かあった時が心配なのでありとあらゆる事態に対応可能な総合病院にしたと言う理由で。妊娠8週目から、入院予約はできるのでもし無痛分娩を希望の方はお勧めです。私は8週ぴったりで予約を入れましたが、ネットの口コミではかなり人気のようで時期によっては断られるケースもあるそうです。

ちなみに1916年に与謝野晶子が五男を無痛分娩した病院だそうです。

陣痛はじんわり…一晩我慢し過ぎる

先週のお花見散歩ウィークで毎日1万歩歩いたーと思った翌週におしるしが。翌々日の検診日にまだ子宮口1cm。次の検診予約も取って帰ってきた夜に陣痛。一睡も眠れなくなり、カウントしたり、湯船で暖めても駄目。色んな格好してなんとか痛みを逃してました。早朝6時に病院に電話。でもうまく伝えられなくて、まだもう少し自宅待機しててくださいと。

ついに立ち上がるのも辛くなり、再度病院電話。夫が陣痛タクシー手配してくれて、荷物をもって病院まで来てくれました。タクシーでは全く外の景色なんて見る余裕なし。カーブが身体に堪えました..

目をつぶっていないと痛みに耐えられないので、車椅子に乗っているとクラクラに。私は無痛分娩予約をしていたので、陣痛の痛みをもう少し早めに回避すればよかったと今思っております。痛みのレベルが10とか、そういうの正直わからず…笑。あの痛さじゃぁ、電話でうまく説明するのも難しいなと思いました。

車椅子で産科へ診断、即 分娩室へダッシュ

病院について車椅子で産科へ。

時間は朝の8時半過ぎだったので、病院はもう開いていました。総合受付に長い行列があり、エレベーターにもたくさん人が待っていました。その中で、パジャマにコートを着たまま下向きで車椅子に乗っている姿を今思い出すと、とても恥ずかしい…。深夜や早朝だったらよかったのに…と思いました。夫が大荷物を背負って押してくれたのでとても助かりました。1人じゃとてもじゃないけれど、病院までたどり着けないくらい消耗していたので。

血の大洪水になっているナプキンにぎょっとし、産科の内診台上がったら子宮口はほぼ全開の8センチ。すぐ分娩室へのとのこと。

助産師さんが車椅子を押してくれて、裸足のままで分娩室へ。多分このときに破水していたと思います… 夫は入院手続きへ。

分娩室へ、そしてあっという間に出産しました。

分娩室に着いたのは多分 朝の9時頃。何人ものスタッフが手際良く血圧測ったり、麻酔の準備してくれたり。陣痛はますますひどくなり、激痛の波がなんども!

無痛分娩の麻酔を背中に打ってもらって、だんだん痛みが遠のき足がぷるぷる弛緩してきた感覚。看護師の方から、赤ちゃんが見えてます、苦しそうなので鉗子分娩にしますーと言われ、次でイキんで下さいと。イキむのもよくわからないまま..。

目を閉じないでくださいー
おへそをみるようにー
身体を少し持ち上げますよー
酸素マスクしますねー
という声が聞こえて、なんとか答えようと必至。

今でも覚えているのは、とにかくキレイな分娩室で、天井横の窓が少し開いて、そこから青空と木の枝が見えていたことです。すごく晴れていた日だったんだなぁ。

分娩室に入ってから30分で、するりんと出てきました。その前の陣痛と合わせれば、まあまあ時間がかかってはいますが、何十時間もの苦しみの末…ではなかったので、無痛分娩にしてよかったと本当に。

赤ちゃんとの対面、夫が到着して3人の時間を。

私の目の高さまでに取り上げられた赤ちゃんを見ました。血まみれでギャーギャー泣いて、赤黒い。こんな小さい子がずーっとお腹にいたなんて。超音波検診でみた胎嚢の写真を思い出しました。あれからもう10ヶ月もお腹の中に一緒にいて、色んな場所へ行ったり…既にたくさんの時間を過ごしていたんだなーと思うと。なんだか泣けてきました。

手続きの終わった夫到着!ふたりで希望していた立会い出産には… なんと間に合わず涙 でも、無事に産まれてきてくれた子供と3人一緒に分娩室で2時間過ごせました。

いま、振り返ると…バースプランってなんだったんだろう笑 余裕なんてあるわけない出産なので、考えても出たとこ勝負、陣痛きてからはコントロールなんて不可能なのに。まぁ、でも出産に対して恐怖!しかなかった私は色々と出産について考えることが出来て良かったと思っています。

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