9/2から、ミラノに滞在しています。
この時期のイタリアはまだまだ夏の余韻が強く、昼間の太陽は肌を刺してくるくらい強い、けれど朝晩の気温はぐっと下がってくるので気持ち良いですね。
海外出張時にはなぜか(というか必ず)、村上春樹さんの著作を何冊か持っていきます。海外紀行エッセイ「遠い太鼓」は何度読んだか分からないくらい好きで、ミラノに留学していた時に母に頼んで無理やり日本から送ってもらった思い出深い著作。アンコナからクロアチアに行く夜行船に乗った時、心細くてなんども同じフレーズを読み返したりしました。
「長距離を移動する時に読みたい本」
「飛行機上で読むと普段より染みてくる本」
というジャンルが個人的にあり、よしもとばななさんや村上春樹さんの文章はまさにソレ。 日常の一切合切をぽんっ!を投げ捨て、インターネットオフとなる飛行機内の空間に身をおいている時、上質な文章や慣れ親しんだ音楽が身体と心を癒してくれます。
JAL の機内誌 AGORA や、ANAの翼の王国 の紀行エッセイも好きで必ずチェックしています。今回はANA便だったので翼の王国を。先日行ったばかりの長崎の町や、イタリア・ナポリの町の特集があったので、これまた静かにシンクロナイズしました。
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