こんにちは
また今月11日から出張！なので、前倒しで行きたいところに出かけているこの頃です。二月もあっという間にスタートして、今月はたった28日しかありません。ゆったり、リラックスの日が心情とはいえ・・最近は詰め込んだ予定を楽しむことにも「余裕」が出てきたかも？と思えて嬉しいです。
今日2/5の午前中に、ずーっと予定表にメモしていた展示会へ行ってきました～。DAVID BOW IS NOW !! 場所はJR品川駅から歩いて10分位の場所です。最寄り駅はりんかい線とのことですが・・乗り換え面倒なので品川から歩いて行ってきました。途中にTYハーバーがあったりで懐かしいエリア。昔よくご飯したりお茶したりしました。TYハーバーを抜けると、David Bowieのカラフルなお顔がどーんと。すぐに見つかります。
デビッドボウイを知ったきっかけ
小さいころ無類の映画好きで、同じく映画マニアだった母親が借りてきたレンタルビデオ（当時はVHSとベータってありましたね～）を毎晩見ていました。その時に見た映画で印象に残っている作品の一つ、「ラビリンス魔王の迷宮」（1986年製作）があります。ジェニファー・コネリーのうるうるの表情と15歳とは思えないスタイルに衝撃を受けたのと、魔王ジャレス役を演じていたのがデビッド・ボウイ。またこのファッションと身のこなし、いじわるなのにちょっと優しくて。挿入歌の「ラビリンス」というメロディーも「何これ？男性なのにセクシーで・・この人は男性なのか？女性なのか？」と全てが衝撃的でした。懐かしい！
今回の展示について
音楽の展示って一体どういうこと？と思いきや、ヘッドフォンを貸してくれます。まさに新しいマルチメディア体験でした。単なる音声ガイドではなく、各セクションの内容とリンクした楽曲が流れてきます。クライマックスの展示は四方に高く積み上げられたスクリーンで、名ライブのワンシーンが繰り返し上映。椅子もたっぷりあるので、ガンガンと音楽の世界に浸れます・・。またあの空間に戻りたい！
そしてファッション好きにはたまらない垂涎のステージ衣装の数々・・。山本寛斎がデザインした「ジギー・スターダスト」時代の衣装、「アースリング」時代のアレキサンダーマックイーンの衣装。エディ・スリマンが手がけたエレガントなスーツも見られます。
心を掴まれたところ
歌手としての活動以外でも、俳優をしたり文章を書いたりものすごーくマルチキャリアな経歴。映画「戦場のメリークリスマス」で共演した坂本龍一、北野武の映像もありまして、デビッドボウイはあるジャンルにカテゴライズされそうになったら、すぐに次のジャンルへ飛び移る。そして以前のカテゴリーのフォロワーはまた彼を追っかける・・ということを話していたのが印象的でした。自分のイメージを固定化されることを恐れて、前進的な創作を続けていく姿勢はまさに芸術家。そのパワーの源は何だったんだろう・・・？自分のペルソナ、別人格を作りあげることでいつも新しくいる。いつも３重人格くらいをキープしつつも、創造と破壊を恐れないマインド。「平凡な日常でいいの？」っていつも思う私にとって、パワフルな人やモノゴトの出会いは「まだまだ！人生１００年時代だしやりたいことは、すぐにやる。楽しむ、そして行動を重ねる」事の強さを改めて思いださせてくれますー。
人はみんながクリエイターで創造力の塊だと。何かに感動する心も立派な創造力の一つ。これからもどんどん美しいモノ、破壊的なモノ、掴まれるモノゴトとの出会いを繰り返していきたいですね。音楽好きは勿論、ファッションやアート好きにもオススメの展示会でした。
お買い物しちゃいました
普段ミュージアムショップでは滅多に買い物をしない私・・。なのですが、今回は思わず以下を「迷うことなく」お買い上げ。長年黒いTシャツジプシーだったので、今年の夏は着倒しますー。サイズ感もSがあったのでカワイイ♪それとアルバム「Aladdin Sane」のカバーアルバムのポストカード。デビッドボウイ＝稲妻。なので、まさにアイコニック。目に入るものは「カラフル好き」、身に着けるものは「抑え目の色が好き」なので・・ぐっと惹かれました。他にオレンジのトートバック（かなり迷いましたが買わず！）、Tシャツも種類豊富、沢山の書籍も山のように。バレンタインチョコレートもあるので、音楽好きの彼にお勧めかもしれませんよー。入場しなくてもミュージアムショップでのお買い物も出来ます。
「David Bowie is 」
開催中～2017/4/9sun まで
場所：寺田倉庫G1ビル（天王洲）
当日券：2400Yen
