こんにちは
出張も無事に終わり、フランクフルト経由で羽田へ向かっています。今回もよく働き、よく寝て、よくイライラしてましたー。外国で仕事をするというのは、粘り強さと諦めの両方が必要だなと本当に実感します。
過去のブログに、旅行の記事やイタリア留学をしていた時の記事が沢山あるのですが、あまりに膨大で整理しきれていませんでした。特に旅行の記録は今読むととても新鮮で、当時をよーく思い出せます。クルーズ旅行や、クロアチアの旅、ウイーンやポーランド、ドイツを回った旅はとても思い出深いので、こちらのブログに少しづつアップしていこうと思っています。ちょっとずつ移行していくので、まずは、クロアチアの旅からスタートです。もしよろしければ ^^ ちなみに2010/8/15の記事。当時、ミラノに留学していてマスターコースの留学も終わり、ほんとーに遊んで旅ばかりしていた時です。今読んでも・・自分の文章スタイルというか、文体は何も変わっていませんね笑
2010/8/15 の記事
友人に別れを告げて・・さて。本日１５日は Ferragosto. イタリアは祝日です。といっても日曜日なので意味無し笑 今日は・・アンコナという町まで行って、そこからクロアチア・スプリットという町まで船での移動でございます。
フィレンツェから・・まずFaenzaという町までレッジョナーレで１時間半かけて移動。ひとが・・少ない！しかもこの日は快晴＋風は秋風でさいこーに気持のよい移動となりました。ipodでずっとenigmaとかtotoを聞きながら。けっこう山深いところをどんどん進んでいって、途中にトンネルがたくさんあった。前に座っていたドイツ人の年金生活者っぽい夫婦はイタリアの夏の景色が気に入ったようで、トンネルから出るたびに座席をいったりきたりして写真を撮っていて。みていて微笑ましいお二人でした。
Faenza 着。イタリアの駅は・・めったにエスカレーターやエレベーターなんてシロモノはありませんので。スーツケースをうんせうんせと担ぎながら・・アンコナ行きの電車の乗り場をチェック。水とオリーブが練りこまれたビスケットを買う。そういや朝からろくに食べてないことを思い出して、パニーノも。
Faenza からはずっとアドリア海沿いを進んでいく。Rimini, Pesaro, Fano…. この日は祝日ということもあり８月バカンスのまっただなかということもあって、どこも大賑わい。カラフルなパラソルがたくさん見えた。何枚か写真を撮ったんだけれど、電車からだったのでなかなか難しい。
（フェリーの切符売り場 WIFIが接続できてびっくり）
Anconaに到着したのはもう１６時半を回っていた。移動時間約４時間だけれど切符は結構安くて１５ユーロ程。２０００円しません。各駅停車のRegionaleだからだと思うけれど、それにしても日本は電車が高いなぁと思う。Anconaは海沿いの町。移民がミラノみたいにたくさんいて、特に黒人が多かった。中国人もわらわらといたなぁそういえば。バスに乗って、船乗り場まで。アンコナからスプリットに行く船はいくつか種類があるんだけれど、この日に乗れるのは一社のみでBlue Lineという船。20:30にアンコナを出発して、クロアチアのスプリットに到着が朝の７時。約１１時間ーーー笑 どんんだけ移動が好きなんでしょうか、私は。普通の座席のチケットだったので、なかなか眠る体勢になるのが難しくあまり眠れなかった。ほかの乗客たちはなれたもので（バックパッカー率高）、みんな準備が良い。マットとかスリッパとか枕とか持参している。船の中は結構冷えるときいたので、大判の薄手のマフラーを持参したけれど、もってきてよかったーーー。体にぐるぐる巻いてなんとかちょっとだけ眠れました。
朝は５時に目が覚める。「遠い太鼓」をだらだら適当なページだけ読んだり、ipodでエンヤを聞いたりしてのんびり目覚める。コーヒーが欲しかったけれど、美味しく無さそうだったので買わなかった。定刻通りにスプリットに到着して、無事に友達と落ち合った。
（船内）
それにしても・・本当に乗り物に乗っているときってなんだか安心感がある。なんだろうこの感覚。どんどん変わっていく景色を見るのも楽しいし、いろんな乗客が降りて、そして乗ってくる。アンコナ発の船はイタリア語はあまり聞こえず、聞いたことも理解もできないクロアチア語？スラブ語？が聞こえてきた。なんだか不思議とそういう環境は安心するというか・・・ワクワクドキドキしている状態が楽しみで仕方ないというか。
クロアチア・スプリット 早朝６時ころ
