Effortless Life
Category
Bz Trip (2018)

ミラノに入る前が大変だった・・!

毎年6月はPitti Uomo や工場のアテンドがあるので
3週間程イタリアに滞在しています。季節は完璧に夏!
と、同時に・・大体東京は梅雨入りのシーズンなので
まさにシーズンのいいとこどりが叶ったり、で。

いつものルフトハンザ航空、フランクフルト経由でミラノ行き・・で
旅はいつものように順調の・・はずが。フランクフルト空港に降り立って
みたら、「リナーテ行きは天候不順の為、キャンセルです」とのこと。

こんなこと、初めて!
とはいえ・・たしかに起こり得るよなぁ・・と思いつつ
指定された check in counter Hall B へ進む。

で、到着したと思ったら!先の見えない大行列があって、私が
並ばなくちゃいけないのはこの列みたいということが判り一気に疲れました。

で、預けた荷物はどうするんだ?どうなってるのかしら・・と
急に不安になり、まずは荷物を受け取ろう、チケット発券はそれからだ!と
思い、Lufthansaのバゲージクレームカウンターに行ったら、同じこと考えて
いる人たちの長蛇の列。ここは並ばないと拉致があかないと思って
1時間近く並びました。

やっと自分の番になって、ドイツ人の女性が優しく対応してくれました。
Thank you for your kind patience ! と声をかけてくれだけでも力がみなぎりました。
で・・肝心の荷物ですが。明日のフライトを確定すれば、目的地のリナーテまで
自動的に届けてくれるそう。ほんとに??!! 荷物タグをにぎりしめて、スマホ
でスクショして、荷物が本当にあるのか・・どんどん心配になってきました。

ここで2時間待ってもらえれば、あなたの荷物は出してあげることは出来る。
けれど、先に明日のチケットを発券したほうがいいですよ、と言われて、その
笑顔と対応の良さにすっかり安心してしまった私は、あの大行列に戻ることに
決めました。

時刻は既に22時回っています。まったく進まない列に並ぶ前に、しまりかけの
カフェテリアで水とクロワッサンを調達。機内食はいつも食べないので空腹には
間違いないのだけど、おなかが減っていたことも忘れていました。食べ物を目の前
にして急に食欲復活!美味しくないチョコレートが入っていたけれど、こんな時は
なんでも美味しい。

0時を回った頃にLufthansaの職員が水を配りながら説明に出てきました。
「今日のホテルバウチャー発行、明日のチケット再発行は終了です。この列に
並んでも意味がありません。ホテルは booking.com 経由で予約してくれれば
立て替えます。市内までのタクシー代もお支払します」とのこと・・。
早く言って欲しかった涙 そして、急に眠くなってきたのと、携帯の充電が
いつまでもつのか心配になってきました。

こういうトラブルは一度ではないんですが、いつも「先の見えない」状況を
自分自身で必死に解決していくしか答えがないんですよね。

列から即離れて、まず座れて充電が出来る場所を探しました。
チケットは明日取ればいい、まずは充電して足を休めようと思って。
疲れ切った乗客でいっぱいの空港、充電は争奪戦!なんとか一個みつけて
その場で1時間くらい、うたた寝してしまいひやっともしました。荷物が
あって良かった・・。

隣のお兄さんにチケットを発券したかと聞いてみたら、オンラインマシンで
やったとのこと。あれ、出来るのか?と思ってLufthansaのカウンターにダメもと
で行ってみたら、すでにクローズ。近くにいた職員のお姉さんに聞くと、明日の朝
6時からまたカウンターがひらくので来てください、空港に寝る場所が用意される
ので・・とのこと。さて、どうしようかと思い、一個だけ空いていた椅子を見つけた
のでそこで休むことに。

(Lufthansaのバゲージクレームでもらった宿泊?セット。Tshirts がXLでした)

翌日、4時頃から空港が騒がしく。カウンターは5時頃から職員が対応し始めて
いました。ここでも大行列・・多分2時間くらい並んだと思います。もらった
チケットには座席が書いておらず、え?これで乗れるのか・・?と思い聞いてみたら
ミラノ行きはほぼ満席で、マルペんサも満席。一席くらいだったら、多分大丈夫だよ!
と、ラフな回答 >< 荷物は人と一緒に移動するから大丈夫です、と・・。

8時半発のリナーテ行きに「とりあえず」乗れると分かったので、ゲートへ
急ぎます。充電はあるものの、なんだかSNSをやる気にもならずひたすら頭を
休めたくてぼーっとしていました。リナーテ行きの飛行機ゲートに到着。席が無いので
どうなっているのか、と職員の方に聞いたら、「しばらくここで待っていてください。
恐らく乗れるはずです」と ><

どこまでいっても、未確定情報のまま進まないといけない状況はなかなか苦しい。

で、席が確保されてリナーテ行きの飛行機は遅れずに出発。
機内では乗れた安心感から、文章起こしをひたすらやっていました。

リナーテに到着!イタリア、なぜか安心します・・・。
で、恐れいたことが起きてしまいました・・。なんとスーツケース2個が
ロストバゲージ。さっそくLufthansaのバゲージクレームに並び、1時間程。
ここでもロストされた客で大行列。丁寧に調書を取ってくれました。
「ほんとに申し訳ない。でも私にはこの仕事をするしか君に出来ることはない」
と言われ、空港を後にホテルへ向かいました。この時点で荷物がどこにあるかは
分らないと言われ、疲れが倍増。

ホテルに到着してから、着の身着のままなのかーと改めて。
妙な解放感?なのか、もう仕方ない、待つしかないと腹をくくり、急に睡魔が。

起きたら、携帯にメッセージが届いていて一個荷物が見つかったとのこと!
そのメッセージ受信後、3時間程してホテルまで私物が入ったスーツケースが
送られてきました。 奇跡!

毎回トラブルは織り込み済み・・と思ってイタリアには来ていますが
これから!というタイミングでトラブルに合うのは結構凹みました。
とはいえ、無事に荷物も出てきた(ひとつはまだだけど)ので、来週からの
仕事も頑張れそうです。 それにしても・・・!床で寝るのは最後にしたい ><